日本文学における「恐怖」をテーマに朗読の形態でつづる、
白石加代子のライフワークともいうべき一人芝居。
シリーズ99 作品を語り終えて、改めて再演の希望の多い過去の
作品の中から2 作をアンコール上演する。
作品
■宮部みゆき「小袖の手」
■朱川湊人「栞の恋」
構成・演出 鴨下信一
「百物語」とは・・・古来より民衆に親しまれてきた怪談の遊び。100本のろうそくを囲んで1人1話ずつ怪奇なエピソードを披露し、話が1話終わるごとにろうそくを1本ずつ消していくというもの。最後の1本が消えた時、闇から魔物が出現するため、決して100話目は話してはならないとされる。